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发表于 2009-7-24 06:01:56
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課題の大枠を明確に
2. レポートの目的を明確にする
ここでは, レポートの作成に取りかかる前に,
一番はじめの段階で明確にしなければならないことをまとめる。
これらの事項が課題提出者から与えられる場合と,
レポート作成者が自分で判断して決める場合がある。
2.1 文書の「性格」を明確にする
文書にはいろいろな性格のものがある。関連するいくつかを挙げる。
(a) 感想文 :
自分が思ったこと, 考えたこと,感じたことを書く。
課題が与えられることもあるが,
内容的には自由である。
形式も自由でよい。
小学校その他の学校での「作文」はこの範疇。
内容の伝達とともに, 感受性・表現力などが評価の中心。
(b) レポート (報告書):
何らかの課題で調査・検討して報告し, 検討資料とする。
内容の正確性・客観性が要求される。
同時に, 報告者 (執筆者) の観点の明示が求められる。
報告対象は誰かが作ったものでよいが, 記述は自分で作る。
(c) (学術) 論文:
(学術的な) 価値のある内容についての,
客観的な記述と, それに基づいた (学術的) 主張の記述。
学術的価値: 新しい事実, 新しい概念, 新しい技術 など
「新規性」が大事な要素。
客観性と正確さは当然の前提。
(d) 提案書・企画書:
レポートの一種
調査・分析などをベースにして, 新しいものを考え,提案する。
提案や企画の内容に重点がある。
有効性が最も大きな評価基準。
これらの文書の性格に応じて, 文書の基本的な書き方・形式が異なる。
スタンス (書く姿勢), 構成のしかた, 項目の重点, 文書の形式 (スタイル) 等
注: レポートを「小論文」というと, 上記の性格があいまいになることが多い。
大学受験などの「小論文」は時間の制約から 1000文字足らずであり,
ある程度の「意見」を表現するにしても, 「感想文」の域をでていない。
大学の講義の単位履修のための「レポート」が, 上記のどの性格であるかは,
各教員の意図により違い, さらに, 実際に書く学生の力量で違ってしまう。
本来, 成績認定の「レポート」は, 「感想文」ではないはず。
2.2 文書を書く「目的」を明確にする
「何のためにその文書を書くのか」を明確にする。
・ 自分の考えをまとめる, 記録するために書く。誰かに見せる目的でない。
この場合には,自分だけに分かれば良いから,
形式にはあまりこだわらなくてよい。略記でもよい。
それでも, 後日 (場合によっては何年か先) でも分かるように書く。
きちんと書くと, それだけ自分の思考が整理される。
通常は, 誰かに提出する, 見せる, 発表するために書く。
「誰に対して」提出・見せ・発表するかを, まず明確にする。
相手によって予備知識や当事者としての意見が違うから,
書くべき内容や範囲が変化する。
書くべき表現の易しさ, スタイルが違う。
相手への訴えかたが違う。
「何のために」は, 「どんな効果・影響を期待して書くのか」を考える。
・ 相手 (読者) に理解してもらう。
自分 (著者) の考え・気持ち・立場などを理解してもらう。
→ 気持ちを通じさせる。人間関係を作る。
提案に賛成してもらうなど。
・ 相手に自分を評価してもらう, 認めてもらう。 (理解が基本)
・ 相手に新しい事実・概念などを報告する。判断は相手に任せる。
・ 相手の考えを変える。 説得する, 賛同を求めるなど。
・ 相手にアクションを求める。
上記のような一般的な意味の「何のために? 」だけでなく,
もっと個別で具体的に「何のために書くのか」を考える必要あり。
これを正しく理解しておかないと, ピントがずれた文書になる。
相手 (読者) がこの文書に何を期待しているのか?
与えられた課題や文書のときは,相手に聞くか, 推測するか。
自分で立てた課題や文書のときは, 自分で考えて判断することが必要。
2.3 制約条件を明確にする
締め 切り: 最も大事な制約条件である。
社会では, 締め切りをすぎると受け付けて貰えない。
後で出しても役に立たない。
時間的状況: 必要とする時間 -- 内容の広がりと質, 自分の力量に依存する。
利用可能な時間 -- 自分の状況に依存する。
時間を作る, 他の時間を削る, など。
ともかく時間内にできたもの (提出したもの) しか評価されない。
分量: 指定されることもある。何文字以下, 何ぺージ?何ページなど。
少し超過するくらいに書いてから削ると, 良いものができる。
水増しすることはたいてい難しい。( 結果の質が良くない。)
その他, 内容的, 形式的な制約がある場合がある。
2.4 課題の大枠を明確にする
課題: テーマ, 主題ともいう。
内容面の大枠あるいは中心
与えられた課題のとき:
・ 何かを調べる, 報告するとき -- 調べる範囲
-- 調べる目的 (何に使うのか)
・ 何かを提案するとき -- 何の目的で提案するのか
提案が受け入れられるための制約条件があるか?
自分で立てた課題のとき:
上記のようなものをすべて自分で判断し設定する必要がある。
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