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日本留学試験の日本語試験については、様々な本や雑誌、インターネットで説明していますので、ここでは、その学習方法のポイントを説明したいと思います。
私 見
日本語試験の落とし穴
日本人受験生の中には時々○○病というのが蔓延する。国語病、英語病、数学病、…。ある科目に対し、努力しているのにもかかわらず成績が伸び悩む状態を指して私の予備校では呼んでいます。
その中でも重症なのが英語病です。
日本の英語教育は、非常に文法学習に偏ったものであると言われつづけて来ました。そして、それを覆すべく、様々な努力がなされていますが、まだまだ不充分です。その結果、会話能力は絶望的、TOEFLの成績では、世界ランクで下から数えた方がはやいとかなんとか…。会話、TOEFLはもちろんのこと、日本人の大学受験で問われる英語力は、文法一辺倒の机上英語では不充分なのに、中学生時代からの自分のやり方にこだわる受験生たちが、この恐ろしい英語病に感染してしまいます。そして、この病は最近流行っているSARS(何とか肺炎)より恐ろしく、受験生の将来を簡単に変えてしまうほどの影響力を持っています。
では、日本語ではどうでしょうか?
昨年度、面白い結果を出した学生がいました。上級クラスだったのですが、6月に受けた試験よりその後の11月に受けた試験の方が成績が悪かったのです。また、その他の学生も、6月から約半年間、大ベテランの日本語教師からから厳しく日本語を教わっていたのに成績は伸び悩んでいました。言ってしまえば、その半年間は全く無駄だったわけです。これは一体どうしたというのでしょうか?
答えは簡単です。彼等は『日本語』を学んでいたに過ぎません。…?日本語?いいえ、『日本語能力試験』に対応すべく、必死に『日本語知識』を学んでいたのです。その証拠に、日本語能力試験1級は全員300点を超える余裕合格を果たしました。
みなさんは、日本語能力試験で1級をとりたいのですか?それとも大学へ行きたいのですか?
大学へ行くためには日本留学試験をクリアしなければなりません。その日本留学試験に文法の試験問題はありません。また、そのシラバスに『この試験は、日本語知識のアチーブメント(達成度)テストではない』と、はっきり書かれています。文章で使われている文法も、日本語能力試験2級レベル中心とは言われていますが、そのような判断自体大間違いです。問われいるのはあくまでも使える日本語、つまり、教科書や日本語学校の中でだけ使われるような日本語ではなく、現実社会で通用する本当の日本語力です。
TOEFLのリーディング(読解)参考書を本屋で読んでみましょう。どんな本にも同じことが書いてあるのに気がつくと思います。 TOEFLで点数をとるためには文法訳読式の勉強を一切棄てるようにする。そして、読書量を増やし簡単でも長い文章を読みまくりながら頭の中で母国語が干渉してくるのを防ぎ、同時に莫大な量の単語を覚えなければならない、と言っています。日本留学試験も全く同じです。
私も日本語を教えて来たから文法が要らないなんて言いません。だから、初級日本語すら不充分の学生に日本留学試験をすすめたりしません。けど、それを終えた受験生に、特別時間を用意し、文法なんぞ教えている暇などありません。いや、教えても無駄です。 TOEFL学習法で指示しているヤリ方こそ最良の方法です!文法訳読式を棄て読書量を増やし、その読書の中で語彙・文法をマスターして行く…。これが日本留学試験の日本語対策として最良の方法であるとお勧めします。迷わずTOEFLの学習方法を真似して突き進んで下さい!
6月と11月は違う試験
もう1つ、日本留学試験について面白い現象があります。これは学生の多い学校でなければ分かりにくいかもしれませんが、試験の常識を知っていれば簡単に理解できます。
言われているとおり、日本留学試験は、レベルをそろえるため、得点等化という得点操作をします。このようなことをする試験の場合、その試験を受けた受験者たちの質によって成績が大きく変わります。
例えば、日本人の模擬試験の場合、数十万人規模が受けます。そこで面白い現象が起きます。現役高校生が2年生まで学力模擬試験を受けてきました。ところが、高3になったとき、受験を意識して、初めて浪人生が加わる全国統一模試を受けます。その時、成績(偏差値)が激しく上下します。
あたりまえですね?
偏差値という得点操作をしている関係上、受験者たちの質が変わっただけで順位(成績)が大きく変わるのです。その学生の上や下に、大量の受験生が加わるわけですから、激しく上下します。数十万人規模ですから、その変動は激しいものがあります。ある者は、成績優秀だったのが、突然、並以下に転落し、ある者は、何もしていないのに急にレベルがアップし…。これが我々の業界での常識です。
では、日本留学試験では?
高校生ほどの激しい変動は確認されていません。しかし、同じ現象が起きています。
6月で300を超えた学生は、どんなに努力しても11月で成績を落してきます。それも、ある者は急に上がり、ある者は下がり、つまり、その学生たちの間に他の受験者が割りこんで来て成績序列が変わるのです。受験者数が違うから起きるのです。つまり、受験者数、受験者の質で簡単に変わってしまい、成績が伸びる保証などないのです!ただ例外的もあります。
だから、6月が重要なのです! はじめに6月試験ありき、なのです!!
6月試験で200点超えなかった者が11月で300を超えるなど不可能です。80アップしたので数名、あとはせいぜい40~50の差です。200もとれない学生が、11月の試験に夢を見て受験する…。11月の結果がわかったところで、出願は年明け。年明けは書類選考や面接のみ、留学試験の成績の序列で合否を判定する…。
逆に、6月の試験で300を超えた学生は、総合科目、数学に余程の問題がない限り、そのスコアでアタックさせます。これまた例のカレンダーをみればわかるとおり、11月の留学試験の前後が一番入試ラッシュですから、それに対する準備に集中させます。
いわずもがな、です。
日本語能力試験1級と日本留学試験の日本語
日本語能力試験とは、日本語の能力がないと分からない試験で、あくまでも日本語の能力を試す試験です。ですから、その試験の内容は全て日本語の能力を測るようにできています。つまり、日本語の能力を試すのですから、その試験で出題される『内容』は、どうでもいいものばかり、いや、非常に疑ってしまうものもあります。
たとえば、聴解試験の会話です。現実の世界では決して成立しない会話が行われています。もし、現実の世界でこんな会話をする日本人がいたら、そいつは精神分裂病患者、もしくはドリフのコント(テレビ番組)の世界です。チャー坊(カトちゃん)とイカリヤの会話、会話でお互いに同意したのに、突然、まったく別の話題になったり、そして、まったく関係のない話の結論で終わる…。また、現実にはありえない言葉の言い換えまでされる始末です。試験の性質上、わざとやっているのはわかるし仕方のないことなのかもしれませんが、ちょっと…。
それに比べ、日本留学試験の日本語は、(今のところ)現実に即したものになっています。実際の日本で交わされている会話を聞いて、受験生が会話の内容を『推理』できるようになっています。これは私たちが外国語を学ぶときとまったく同じことで、わからない単語があっても、文法以前に前後の流れと常識で判断し、意味を汲み取っています。それが語学学習の常識です。このような試験と比較すると日本語能力試験が非常に偏った試験に見えてきます。
日本留学試験対策と称した参考書類も面白いです。日本留学試験の受験生たち、否、外国語を学習する者たちの『思考』を無視した本がたくさん出ています。
日本留学試験の趣旨を理解していない参考書?『日本語は予測しながら聞き取ったり読み取ったりする。』?…ちがうでしょ!日本語に限らずどんな外国語でも読んだり聞いたりする時『予測』ではなく『推理』するのです。
日本留学試験が実施された最初のころはその趣旨に感激していましたが、最近になって様子が変わってきているようです。日本語能力試験のようなわけのわからない内容が、わずかですが出題され始めています。おそらくどこかの日本語教師やら日本語研究機関やらが余計な圧力をかけてきたのでしょう。まるで小泉ちゃんの郵政民営化が骨抜きにされているのと同じです。
非常に残念です。 http://www.geronimo.jp/foreigner/pages/fo_06_nihongo.htm
[此贴子已经被作者于2005-8-15 10:29:38编辑过] |